明石の白猫さん。です
私は2018年にヘバーデン結節(へパーデン結節)と診断されました。
当ブログでは
- ヘバーデン結節の手術の費用・料金
- 種類や方法は?
- 手術は保険適用?
- 手術期間は入院?日帰り?
- ヘバーデン結節の手術をしてくれる病院はどうやって探す?
- 手術前後の画像写真はある?
いろいろ気になって調べてみました。
素人である私の個人的な経験談です。各自で医療機関を受診して医師の診断を仰いで下さいね
*術後の画像は東京都日野市 たいら手の外科・整形外科よりお借りしております。
目次
ヘバーデン結節の手術の種類・方法は?日帰りで出来る?
- 何本もの指を同時に手術する場合を除き、ほとんどが日帰り手術となります。
- 手術自体は内容によりますが1時間~1時間半以内で終わるようです。
- シーネ(ウレタンを巻いた副木)で固定し、患部を水に濡らさないよう過ごし、抜糸まで2~3週間前後となります。
- レントゲンで骨の固定が確認されるまでには、3~12ヶ月かかります。
関節固定術
該当する指の第1関節の隆起した部分を削り、ワイヤーや埋込み式のチタン製のネジ等を指の側面または先端から入れて、固定する手術です。
- メリット:痛みはほぼ消失する。指は真っ直ぐになり、削ったぶん細くなり美容的な効果が高い
- デメリット:指先の第1関節は動かなくなる

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関節を固定すると2つの骨は次第に繋がり1つの骨になってしまうので元に戻すことは出来ません。
見た目がよくなる事と引き換えに、指の短い薬指や小指だとかなり不便になります。
慎重に決める必要があります。
関節形成術
出っ張った骨棘や、水ぶくれのようなミューカシスト(のう胞)を切除し、周囲の皮膚で傷を覆います。

ミューカシストは無い人で、骨棘の切除のみを行う手術や、必要であれば同時に腱の形成を行う場合もあります。
- メリット:全体的に動かしやすくなり、骨棘を削るので見た目がよくなり指は細くなる
- デメリット:ミューカシストは再発の場合がある。痛みが減らない場合がある。患部に軽度の伸展障害が出ることがある。
へパーデン結節の水ぶくれ(ミューカシスト)については、繰り返し出来る人・出来ない人がいます。
自分でミューカシストをつぶすのは、感染症のリスクが高く危険なので病院へ行きましょう
人工指関節置換術
人工関節はヒザや股関節などにはメジャーですが、指への人工関節もあるようです。
指の第1関節へは、シリコン製のものが多く使われます。
ヘバーデン結節への人工指関節置換術はあまり行われていませんが、繊細な作業を要する仕事やピアニストなどの音楽家に行われる事があるそうです。
- メリット:人工の指第1関節を作る事で、動きを少し残すことが出来る。痛みと変形の療法が改善される。
- デメリット:耐用年数が短いので入れ替えの再手術が必要。
指の人工指関節置換術については、南川整形外科 に写真付きで症例がありました。
まだまだ一般的ではないと思いますが、将来的に人工の指第1関節の開発がもっともっと進んで欲しいです。
ピアニストやギタリスト、音楽奏者にとって、またその他の指先を巧妙に使うような職業の方にとって、指先の動きを失われるのは致命的です。
私自身もヘバーデン結節になった事により、今現在の職を続ける事は、近い将来に諦める事になります。
ヘバーデン結節の手術の料金・費用は?保険は適用なの?
ヘバーデン結節の手術は保険適用となります。
1本の指の日帰り手術の費用は、自己負担3割ならおよそ2.5万円~3万円前後が相場で、術式によっては10万円まで、と医療機関によって異なります。
一般の医療保険に入っている方は、ヘバーデン結節の手術が医療保険の手術一時金の対象であるか、各保険会社に確認しておくとよいでしょう。
ヘバーデン結節の手術の病院はどうやって探す?
整形外科の中でも手や指の病気を得意としている「手の外科」に行くのがいいです。
私が最初に行った整形外科の先生はとても有名な先生でしたが、あまりヘバーデン結節に関心がないようで「年齢のせいなので治療法はありません」と言われただけでした。
可能な限りは整形外科の中でも、まず最初は「手の外科(手外科)]へ行きましょう。
ヘバーデン結節の手術方法や種類・値段は?日帰りで保険は適用?術前・術後の画像のまとめ
- 手術には複数の方法がある。
- 保険は適用される。
- 日帰りで短時間で終わるが、数週間はシーネ固定が必要。
- 特に関節固定術は、指先の第1関節が動かなくなる事は最大のデメリット。
- メリット・デメリットをよく知った上で、考えて手術する。
ヘバーデン結節と一口に言いましても段階があり、かなり変形が激しい場合やミューカシストが何度も繰り返し出来る方が手術に踏み切るようです。
手術に踏み切る割合というのは少な目らしいのですが、慎重に考えて決めていく必要がありますね。
私自身はまだヘバーデン結節の手術というのは考えた事がありませんが、他にも様々な情報をブログに書いていきますね。
よかったらまたお読みください。
※素人である私の個人的な経験談と調査です。各自で医療機関を受診して医師の診断を仰いで下さいね
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