六甲全山縦走大会2019にご参加の皆様、準備はお済みですか?
特に服装については、季節柄もあり大いに悩むところですよね。
一緒に考えてまいりましょう。
目次
六甲全山縦走大会にベストな服装とは
本大会の開催時間を見てもわかりますように、早朝~日中~夜間とおよそ15時間をかけて丸1日歩き倒すこととなります。
11月ともなれば、早朝や夜間はかなり冷え込みますが日中は汗ばむ陽気となる日もあり、温度差はかなりあります。
よって一般的な登山の服装、いわゆる「レイヤリング」をしましょう。
重ね着アイテムをいくつか用意し、時間帯や状況に合わせて脱ぎ着をしつつ調節出来るのがベストです。
レイヤリングとは
- 雨や風から身体を守り
- 身体を適温に保ち
- 汗による体温低下を防ぎ、肌をドライな状態に保つ
これが レイヤリングの基本事項です。
具体的なレイヤリング例
基本は3アイテムです。
- アウターレイヤー(1番外側)
- ミドルレイヤー(中間着)
- ベースレイヤー(肌着)
アウターレイヤー(1番外側)
出典:ザ・ノースフェイス
様々な機能を兼ね備えた高価なものから、機能を限定されたぶんお安いものまで様々なアウターが各社から発売されています。
雨風や雪などから身体を守りたいので防水性、防寒性が欲しいところ。また湿気を逃す透湿性もあればベストです。
一般的な登山ですと最初はアウターを着て登り始め、
ある程度体温が上昇してきたらいったん脱いでザックに収納し、必要な時にまた取り出して着るという使い方です。
六甲全山縦走であれば、スタート地点と、日没後に必要でしょう。
ミドルレイヤー(中間着)
出典:ザ・ノースフェイス
1番大切なのは体温調節のしやすいものです。
軽くて通気性がよく汗をかいてもすぐ乾き、かつ寒いときは温めてくれるという多機能がベストです。
六甲全山縦走であれば、日中はこのミドルレイヤー+ベースレイヤーで登っている時間が多いです。
ベースレイヤー(肌着)
出典:ザ・ノースフェイス
ベース、つまり1番下に着るアイテムですから吸湿速乾(汗を素早く吸収、拡散して汗冷えを防ぐ)が必須です。
六甲全山縦走であれば、暑い時にはベースレイヤーのみで登る人もいます。
以上の3基本アイテムをベースに、環境とか天候、季節で買い足していくのがよいと思います。
例えばベースレイヤーにも冬向け、夏向けとありますしね。
登山向けの素材がベストです。
六甲全山縦走大会のボトムスは?
出典:ザ・ノースフェイス
登山用の長ズボンが圧倒的に多いと感じます。
加えて近年増えているのは、マラソン大会のようなスパッツ(スポーツ用タイツ)+ショートパンツでしょうね。
また、日中ならば素足で短パンのみの方も見られましたが、ケガや虫刺されから身を守るために素足は避けましょう。
また、ボトムスの素材も同様に吸湿速乾性や、ストレッチ素材などの動きやすさを重視します。
長ズボンの下にはスパッツ(スポーツ用タイツ)や ヒザの保護用のサポーターなど必要であれば準備しましょう。
六甲全山縦走大会で実際はどんな服装が多い?
私が実際に参加した時の感想です。服装は実に様々でした。
一般的な登山者の服装が、圧倒的に多いです。
しかし慣れていて上級者な方は、短パンに半袖、靴はトレラン用、荷物も最小限な方も。
ここまでの軽量化すごい!って感心したくらいです。
普段からトレイルランニングなどしていて六甲全山縦走大会は何度も完走を重ねて慣れている方でしょう。
日没より前にゴールする自信があるならばそういう軽装もアリなんだなーと思いましたね。
または途中のポイントでご家族や協力者の方から、追加の荷物を受け取っている方もいるのかもしれません。
他にはそれこそ、普通のスニーカーにジーンズとかスウェットとか。
少数派ですが、普段着の人もいないことはなかったです。
考えてもみれば50年前の登山者は、それこそ機能的なウェアなどないわけで・・・。
それだと登れません!ってことではないと思います。
しかしせっかくこの現代において、機能的なウェアがそこそこなお値段で手に入るようになりました。
服装が命の明暗を分けるような場面もありますし何よりも自分が快適ですしね。
タウンウェアとして普段から着られるようなデザインも多いですし。
できることなら、レイヤリング出来る登山ウェアを必要最小限から用意することを勧めます。
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