2020年4月スタートNHK朝ドラ・連続テレビ小説「エール」
モデルとなった作曲家・古関裕而(こせきゆうじ)さんは軍歌・応援歌や歌謡曲以外にも社歌を作っていたそうで、どの会社や企業?と気になり調べてみました。
写真は福島市「古関裕而記念館」よりお借りしました。
目次
古関裕而さんの作曲した社歌はどの会社?
不二家
ペコちゃんとポコちゃんでおなじみ不二家の社歌
作詞:布谷真須枝・作曲:古関裕而であると、1990年の「Fujiya Book」に記載あるそうです。
現在、不二家は山崎製パンの子会社となっているので、この社歌がどうなっているか不明です。
日本新薬
京都に本社を置く製薬会社日本新薬の社歌
「アズノールうがい薬」は、喉の痛みがスッと引くのでよくお世話になっております。
#都市対抗 #都市対抗野球
日本新薬、社歌 pic.twitter.com/u9DcRf3mV6— 迷鯱 (@Blancdieu758) July 19, 2017
社会人野球の都市対抗戦などの応援で歌われ、馴染みのあるようです。
西武鉄道
作詞:門田ゆたか・作曲:古関裕而
資料を整理していたら
西武鉄道さんの社歌を見つけましたので
ご紹介します。
2番の「二条の光 ひとすじに」など
情景の浮かぶ歌詞が
カッコいいですッ♪(≧ω≦)b#鉄道むすめ #西武鉄道 pic.twitter.com/2JVnEivLsd— トミーテック広報:立石あやめ/鉄道むすめ (@tateishi_ayame) August 25, 2015
私鉄社歌レコードジャケットシリーズ
西武鉄道社歌
歌えると西部じゃない某社の宴会でも盛り上がれるとか pic.twitter.com/vlTQYXhMD4— 駅長 山本留吉 (@Y_Tomekiti) July 8, 2016
「東京ラブソティ」などでおなじみ作詞家「門田ゆたか」さんとのタッグ。豪華ですね。
第一興商
第一興商の社歌「明日をつくる」
作詞:石本美由起・作曲・古関裕而
DAMの裏技が書いてあるサイト見てたら、ある番号を入れると第一興商(DAMの会社)の社歌が出てくるって書いてあったから、ほんとか?と思って試しに入れてみたらほんとに出てきて草 pic.twitter.com/yXVqnouXU7
— HAKUMAI*鹵 (@hakkun_514_) November 13, 2019
遂に行きました!!
「第一興商社歌 明日をつくる」
精密採点DXで100点獲得です!!#明日をつくるチャレンジ pic.twitter.com/jUXeXbjWPp— るふとぷ@社歌の人 (@rufutopu) January 19, 2020
カラオケファンにとっては大変有名な第一興商の社歌だそうですね。
「明日をつくるチャレンジ」のハッシュタグまであるくらいですから。
パイオニア
パイオニアの初期の社歌「パイオニアわれら」
パイオニアの社歌だ…なんなんだこの本は pic.twitter.com/PuNnGre1Yb
— くろテン (@Sunspots832) September 26, 2015
2020年現在はパイオニアは香港の投資ファンドの子会社になっています。
三重交通
作詞:奥山幸一・作曲:古関裕而
まさかの公式がうpしてるなんて>三重交通社歌
作曲が古関裕而やし— えいだんねこ (@metrocat5) November 11, 2019
公式You Tubeありました。
社歌を特集するテレビ番組で三重交通の社歌が流れ、話題になったようです。
日本石油
「新日本石油」→他社と業務提携や統合を重ね現在は JXTGホールディングス株式会社
JX-ENEOS応援歌「力と希望」
作詞:行武雅之・補作詞:サトウハチロー・作曲:古関裕而
発見! 63年前の「力と希望」!!
1956年の都市対抗のニュース映像。日本石油(現JX-ENEOS)の1回戦・川島紡績戦のスタンドで、おなじみの応援歌「力と希望」が演奏されていたことが聴き取れる。
史上最多11回優勝のENEOS(日石)が初優勝した大会。名曲「力と希望」は当時から勝利の原動力だった。 pic.twitter.com/wLO9JEW4xj— 社会人野球のミカタ (@8313mrcb) December 2, 2019
「日本石油」当時から受け継いで社会人野球「JX-ENEOS」応援歌として、一部歌詞の変更をしつつ歌い継がれています。
大昭和製紙
現在の「日本製紙」に統合される前の「大昭和製紙」のときに応援歌を作っていたようです。
応援歌「お丶大昭和」
作詞:サトウハチロー・作曲:古関裕而
@superuchuupower 「おお大昭和」はこんな曲です。 http://t.co/EHKTzMa8wU 作詞はサトウ・ハチロー先生、作曲は都市対抗の大会歌やエネオス、ホンダ、TDKなどの曲も手がけた古関祐而先生。
— そんちょ&さっきー (@soncho_jpn) June 29, 2013
現在は社会人野球の「日本製紙石巻」の応援歌「おお石巻」として歌い継がれています。
TDK
TDKの社歌
作詞:藤浦 洸・作曲:古関裕而
10年くらい前にTDKの社歌が『栄冠は君に輝く』と『闘魂こめて』をミックスした感じと書き込んだら、そんちょさんから両方とも古関さん作曲と聞いて驚いた記憶があります(^_^;)>RT
— F☆おがわ@JABA会員募集中🦘😊🍙 (@fumi_siba_tu_jc) February 26, 2020
なおTDKの社歌はこちら
'15.10.31 第41回社会人野球日本選手権 TDK社歌 https://t.co/FkYIMpeKLH @YouTubeより
— F☆おがわ@JABA会員募集中🦘😊🍙 (@fumi_siba_tu_jc) February 26, 2020
同じく社会人野球TDK野球部の応援歌としておなじみのようです。
Honda
ホンダ 第一応援歌「花の命の意気紅に」
【2019.07.15 都市対抗野球 Honda鈴鹿-鷺宮製作所@東京D】
Honda鈴鹿 第一応援歌
「花の命の意気紅に」若き命の もゆるところ
不屈の闘士 あふるるわれら
行け、紅の 意気高らかに
日頃 鍛えしわざをふるうは今ぞ
行け 行け Honda 若人Honda pic.twitter.com/mwO0o4qRyH— ドラハム (@dorahamu2525) July 15, 2019
Honda公式応援歌
「第一応援歌」 pic.twitter.com/LDmaEkfmq9— ヤマモト アルフ&ビシュラ (@YamaAlfBissula) October 30, 2019
こちらも都市対抗野球でおなじみ。
住友金属
住友金属の野球チーム「住友金属野球団」は1999年に解散しましたが応援歌「栄光の灯」は古関裕而さんの作曲でした。
木村屋
製パン会社「木村屋」 の社歌
作詞:サトウハチロー・作曲:古関裕而
木村屋さんの社歌は作詞サトウハチロー、作曲古関裕而という豪華コンビ。
あふれてくる あふれてくる
しあわせが しあわせが
パンにそそいだ 熱意と努力
豊かにふくらむ 明るい希望
うつり変わりの 銀座の姿
胸に浮かべて 肩を組む
伸び行く木村屋 羽ばたく木村屋
栄える木村屋 木村屋 pic.twitter.com/s1ggLgpWiT— 川口葉子 (@Tokyo_Cafemania) January 26, 2020
東宝
東宝の社歌
作詞:佐原文吾・補作詞:岩谷時子・作曲:古関裕而
歌が故・高島忠夫さんと、草笛光子さんだなんて、すごく豪華じゃないですか?
さすが東宝ですね。
相模鉄道
相模鉄道の社歌
作詞:藤浦 洸・作曲:古関裕而
相鉄に社歌なんてあったのかと思ったら、ニコニコに動画上がってたというhttps://t.co/91TjuqHHuu
— メイナスト高ム (@SUTO_EXPWY) March 14, 2019
リクルート
リクルートの初代の社歌が作詞:岡田悠一・作曲:古関裕而と言われています。
大先輩のFBより。1980年(=20周年記念)にできた社歌。
タイトルは「ハッピーエース リクルート」
この曲は2曲目。1曲目は、作曲/古関裕而・作詞/岡田悠一(やはり当時の社員…私より先輩)。どちらの作詞も、その都度、リクルート社内公募から選ばれた優秀作らしいです。https://t.co/vbyswEUU7B— Yuhei Morishima(森島雄平) (@yuki1015daich22) March 6, 2019
日刊スポーツ
社員も知らない?!日刊スポーツ社歌。「六甲おろし」「栄冠は君に輝く」などを作った古関裕而先生が作曲した歌とのこと。創刊10周年記念式典で初めて歌われ、コロムビアレコードから10枚のレコードが贈られました💿何というプレミアム感…✨ pic.twitter.com/dXWUc3MOa1
— 日刊スポーツ東京販売局 (@nikkan_t_hanbai) March 6, 2018
山一證券
1999年に経営破綻した山一證券の社歌
作詞:西条八十・作曲:古関裕而
山一證券社歌 https://t.co/4S2wu78JrR @YouTubeさんから 古関裕而作曲なのか。もう歌われることはないんだろうな……。
— トヨタトモヒサ (@tmhstyt) July 11, 2019
現在においても旧・山一證券の社員の集まりでは社歌が歌われるそうです。
東急電鉄
東急電鉄も名コンビによる社歌です。
作詞:西条八十・作曲:古関裕而
東急には作曲古関裕而、作詞西条八十の社歌があったはずなんだけどな
— 🦡🚜楊 美華 (@miko_yann) March 16, 2016
古関裕而さんプロフィール
- 本名:古關 勇治
- 生年月日:1909年(明治42年)8月11日
- 出生地:福島県福島市大町
- 没年月日:1989年(平成元年)8月18日(80歳没)
昭和5年(1930年)9月に日本コロムビアへ作曲家として入社し、以後スポーツ・ラジオドラマ・歌謡曲・演劇・校歌・社歌など作曲作品は5,000曲に及んだ。
その功績により昭和44年(1969年)に紫綬褒章・昭和54年(1979年)(昭和54年)に勲三等瑞宝章を受賞。
また昭和54(1979)年4月に福島市名誉市民第一号となり、その功績と栄誉をたたえられています。
古関裕而(こせきゆうじ)作曲の社歌や応援歌ってどんな会社?企業名や動画まとめ
古関裕而さんの社歌は、あまりにも多く、まだまだほんの一部だと思われます。
メロディーを聴いただけで「古関裕而さんの曲だとわかる」人が多くいるようですが、そこまでの知名度を確立するってすごい事ですね。
社会人野球の都市対抗野球大会などでは、対戦相手の応援歌がどちらも古関裕而さんの作曲のものだったという事もあるそうですよ。
今現在においても歌い継がれている多くの社歌・応援歌は、時代を超えていつまでも愛される事でしょう。
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