明石の白猫さん。です
兵庫県加古川市で安産祈願といえば「日岡神社」
このブログでは日岡神社での安産祈願について
- 初穂料(祈祷料金・値段)や時間は?予約は必要?祈祷の所要時間は?
- 記念品授与(お土産)は?
- 日岡神社でのお米の言い伝えとは
- 駐車場はある?住所や電話番号、アクセスは?
- 日岡神社の見どころ・特色は?
と調査してみました。
目次
日岡神社で安産祈願の初穂料(祈祷料金・値段)や時間は?予約は?祈祷の所要時間は?

- 安産祈願ご祈祷料: 7000円(さらし腹帯がセットなら10,000円)(一般的なマナーとしては、紅白の蝶結びののし袋に「御初穂料」と「子どものフルネーム」を書きます)
- 受付時間:9:00~16:00・年中無休
- 祈祷の所要時間:およそ15分
- 予約:不要
- 持ち物:持っている人は腹帯(日岡神社でも購入可)
- 混雑状況:戌の日や、土日祝は時間帯により混雑
すでにお持ちの腹帯がありましたらご持参下さい。
腹帯をお持ちでない方にはご希望により各種腹帯を授与しております。
- ガードル(M/L寸)10,000円
- 腹巻(フリーサイズ)5,000円
- さらし(半反=約5m)2,500円
出典:日岡神社

子供は神さまから「授かる」といい、神さまからの恵みと考えられてきました。
神社で安産祈願を受けた腹帯を、妊娠五ヶ月目の戌の日にしめる習わしが「帯祝い」です。
犬は多産で安産であることから、これにあやかって戌の日に帯をしめます
出典:日岡神社。
第十二代景行天皇の皇后様が双子の子どもを身ごもられた時に、日岡神社の主祭神である天伊佐佐比古命が安産を願ったところ、無事双子の皇子が安産でお生まれになりました。
そんないわれのある日岡神社ですから、全国各地よりたくさんの方が安産祈願に訪れています。
その双子の皇子の一人が有名な倭建命(やまとたけるのみこと・ヤマトタケル)ですって。

戌の日の安産ご祈祷は大変混雑します。
個人的には、戌の日にこだわりがないなら、空いている平日の午後などに自分達1組だけでゆっくりご祈祷していただくのもありかなと思います。
記念品授与(お土産・お下がり)は?
日岡神社で安産祈願のご祈祷を受けられますと、以下の記念品が授与されます。
- 赤い安産肌守り
- 2種類の御神符(おふだ)・・寝室の天井または柱、入院中の枕元に。小さい方は神棚等へ祀る
- 2種類の御神供(ごしんく)・・1つはすぐ、もう1つは産気づいたら食べる
※この御神供は、毎年の亥巳籠りの神事の際に奉製されたありがたいお下がりとなります。

日岡神社で安産祈願を受けた場合のお米の言い伝え・ジンクスとは?
日岡神社の安産祈願のお下がりの御神供(ごしんく)の小さい方はお米です。
生まれてくるお子さまの性別についての言い伝えがあるのをご存知ですか?
その米粒の数が奇数なら男児・偶数なら女児との言い伝えがあります。
また、ご祈祷後に日岡神社の門を出て、初めてあった人が男性なら男児・女性なら女児との言い伝えがあります。
夢のある素晴らしい言い伝えですよね。
帰宅後すぐに食べていただく小さい御神供(ごしんく)についておもしろい伝承があります。
中の御神供が奇数=男児・偶数=女児が生まれると言い伝えられてきました。
もう1件の伝承は、ご祈祷後、門を出てはじめて会った人が男性=男児・女性=女児とも言われてきました。
これらは参詣者の中で何時の頃からか云われてきたものです。
さて、あなたの場合はどうでしょうか。
出典:日岡神社

駐車場はある?住所や電話番号、アクセスは?
- 住所:675-0061 兵庫県加古川市加古川町大野1755
- 電話番号:079-422-7646
- 駐車場:無料
- アクセス:「JR加古川線・日岡駅から徒歩5分/加古川バイパス加古川ランプより5分
※神社前の道で少し狭い箇所があります。注意しましょう。
日岡神社の見どころ・特色は?
- 亥巳籠(いみごもり)
神職が1週間かけ安産祈願 加古川・日岡神社「亥巳籠」 : https://t.co/N2TfjOYF7c#神戸新聞 pic.twitter.com/GXcPArww0b
— 神戸新聞 (@kobeshinbun) February 2, 2020
日岡神社では毎年、旧正月があけて最初の「亥の日」から「巳の日」までの1週間は「亥巳籠(いみごもり)」になります。
亥巳籠(いみごもり)の期間は神職の方々は神社に泊まりこみ、皆の為に祈りを捧げ、静寂の中で籠もるために本殿の鈴も鳴らないようにしてあります。
カミソリを使わずに入浴も控えるという昔の言い伝えそのままにお過ごしになられます。
ヤマトタケルの誕生の時に皆が安産を祈って屋内にこもって静かに過ごしたという伝承を忠実に続けているそうで驚きました。
亥巳籠(いみごもり)の時に、上記に書かれた「御神供(ごしんく)」が作られるんですって。
亥巳篭が明けた日には「的射の神事」がとりおこなわれます。
- 夏越祭(大祓式)で茅の輪をくぐる
毎年、6月の最終土日は「夏越祭り」です。
茅の輪(ちのわ)には災いや厄を取り払う力があるそうで、茅の輪をくぐり抜けることで、罪や汚れを祓う事ができます。
「水無月の夏越の祓する人は、千歳の命延ぶと云うなり」と三度唱えながら、茅の輪をくぐりましょう。
私は茅の輪のお飾りを自宅におまつりしています。

- 日岡陵古墳(日岡御陵・ひれ墓)

日岡山頂にある大きな前方後円墳が、日岡御陵(ひれ墓)こと日岡陵古墳です。
正式名称は、「景行天皇皇后日岡陵」というんですって!宮内庁の管理です。

稲日太郎姫(いなびのおおいらつめ)のお墓です。
そのストーリーをわかりやすく漫画で書かれた冊子が日岡神社にありました。気になる方はぜひ。

秋になると日岡神社への参道へ萩の花が咲いて、散策がてら歩きますがとても綺麗ですよ。

他にも前方後円墳が日岡山公園内などに合計5基もあり、日岡山古墳群と言われています。
- 桜の名所・日岡山公園

日岡山公園は35.8ヘクタールもの広大な敷地で、グラウンドや野球場、体育館等にOAAはりまハイツ(青少年宿泊研修センター)という宿泊施設もあります。
市内最大の桜の名所として知られ、約1000本の桜が咲きほこり、夜はライトアップで夜桜見物が楽しめます。
毎年、4月29日のみどりの日には「花と緑のフェスティバル」が開催されていますよ。
2020年現在は駐車場の拡大工事がされており、完成は令和3年となります。
花見やイベントの際に駐車場が足りず満車になりがちだったので、これは朗報ですよね。
- 日岡山展望台(聖徳閣跡)からの眺め

多木化学株式会社の創始者「多木久米次郎」氏が建てられた「聖徳閣」は現在、加古川市へ寄贈されておりますが、屋上は展望台として広く開放されています。

東は六甲・摩耶山、南に播磨灘から淡路島までのぞめ、360度様々な風景が見られ素晴らしい眺めになっていました。

この展望台は24時間開放されていますが、夏場(7月~9月)のみ9:00~17:00で施錠されます。(2020年6月時点での情報)
- 参集殿と婚活イベント
日岡神社の参集殿では会食が可能です(1週間前までの要予約)
お宮参りや七五三等のご祈祷をして頂いたあとに、参集殿でみんなで会食という方も多いです。
お祝い膳(お1人様 6,480円より~)や、お子さまお祝い弁当(お1人様 3,780円)がございます。
日岡神社内の「参集殿」では、婚活イベントや囲碁、その他のイベントもあるそうです。
婚活イベントについては一般社団法人 神話からつながるまちづくりへお問い合わせください。
日岡神社【安産祈願】初穂料・腹帯・時間・記念品・お米の言い伝えまとめ
兵庫県加古川市の日岡神社は拝殿と神殿の高低差があり、歴史の深さと相まって大変厳かな雰囲気を醸し出しています。
安産の神様と言われるだけあって、戌の日には安産祈願に多くの参拝客で賑わいます。
御神供を頂いたらお米の言い伝えどおりに、数をかぞえてみましょう。
桜の時期はお花見を兼ねて、また秋は紅葉、と近くに大きな日岡山公園もありますから散策やレジャーにも良いですね。
安産祈願のときは無理かもしれませんが日岡御陵を見たことがない方は、ぜひ一度ご覧になってくださいね。
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