六甲全山縦走を初心者が完走する秘訣や準備は?完走率は?

須磨アルプス

六甲全山縦走大会が間近にせまっております。

登山初心者が完走出来るのか?出来るとしたらそのポイントは?

また準備することは何なのか、完走率はどれくらいなのか。

といった個人的な考察を述べたいと思います。

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六甲全山縦走を初心者が完走出来るのか?

ぶっちゃけますが、答えはNOでしょう。パンフレットには、こうあります。
「歩くスポーツの祭典」

「タイムを競うものではない」

「自然を楽しみながら歩き通す」

といった、ゆるいワードのオンパレードなのですが鵜呑みにすると痛い目にあいます。

初心者で登山未経験で完走出来るのはこんな人

私が未経験で完走してる方を見て思うのは、もともと基礎体力の高い人や、普段からそれなりに運動を行っている方でした。

とにかく特殊なケースだと思ってください。

全く運動もしていない、トレーニングも積んでいない初心者がいきなり余裕で完走!みたいなことにはなりません。

体力に自信のない方が完走したいならばそれなりの準備やトレーニングの必要があります。

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六甲全山縦走の完走率は? 最高年齢は?

六甲全山縦走の完走率およそ83%だそうです。

完走者の最高年齢は、な、なんと男性80代、女性70代です。

その数字だけをみて安心しないようにしましょうね。

特にシニアの参加者は長年に渡って毎日登山している健脚の方々ばかりで、そのへんの若い人なんか目じゃないです笑。

くれぐれも舐めてはいけません。

六甲全山縦走を完走する為にはどんなトレーニングがいいの?

ずばり、普段から山登りするってことが1番いいのです。

参加されているシニアの皆さんってすごい健脚ですよね。

シニアの方は時間もあり、毎日のように軽登山してる方が多いです。

ですが、山が近くになかったり仕事があると毎日登山にはいけない人がほとんどですよね。

でも 六甲全山縦走大会を余裕で完走できる人は最低でも月に3~4回は山に登っているという人も多いです。

そんな人は余裕で完走できるんだろうな、と思いながらみています。

ウォーキングしてるから大丈夫、という方がいますが、ウォーキングと登山では使う筋肉が全然違います。

山登りするのが一番のトレーニングになります。

なかなか登山へ行けない場合のトレーニング法は?

六甲全山縦走大会って階段上りの連続ですよね。

特に菊水山など、ほとんど階段だと言っていいくらいです。

何度も繰り返し繰り返し、階段をのぼり続けるような練習場所がお近くにありませんか?

ちなみに私は兵庫県在住ですが、高砂市~加古川市にある高御位山の成井コース(ほとんど階段)をよくトレーニングに使わせてもらっております。

六甲全山縦走を完走するためにジョギングや筋トレはするべきか?

登るときに必要な心肺機能をあげたいために、ジョギングをしてる人が多いです。

ジョギングに慣れている方は涼しい顔で登っていますが、私みたいにジョギングしてない人はゼーゼーハーハー言ってます苦笑

そして筋肉を鍛えるために、筋トレは欠かせません。

筋トレというとハードルが高いかもしれませんがそんな本格的なものではなく、スキマ時間に短時間で行える事の積み重ねです。

あの有名な登山家の故・田部井淳子さんは、テレビで天気予報が流れるとスクワットをしながらみる、というのをお決まりになさっていました。

個人的にもスクワットが1番自分の健脚作りに効いてるかなという実感があります。

スクワットはやり方を間違えると腰や膝をいためたり、故障の原因になりますからくれぐれも注意しながら行ってください。

六甲全山縦走大会のコースをシュミレーションしよう

須磨アルプス

とにかくコースを実際に登る、の繰り返しで自分のレベルがどれくらいなのかを知る事です。

そのためにはまず登ること、それに尽きます。

全過程を半分、または3分の1に区切って何度か実地訓練を重ねている人が多いと思います。

ポイントはこれです。

  • 時間をはかってペース配分を知る
  • トイレのある場所
  • 途中で棄権する場合のいくつかの決断場所
  • 棄権する場合の交通機関に続くルートの把握
  • 飲み物を買えるポイントの確認
  • 自分にとって必要な持ち物、不要な持ち物を知る

その時に応じた判断ができるようにシュミレーションが絶対に必要です。

初めは4分の1に区切って練習するのもいいでしょうが個人的には短すぎて感覚がつかめません。

六甲全山縦走では後半の東六甲以降はリタイア出来ない

よほどペースの早い人を除いては後半の東六甲以降が日没になります。

ここで厄介なのは「リタイアしたくても交通機関がない」という点です。

ゴールまで行けそうなのか、リタイアするか勇気ある決断をせまられる最後のポイントはここです。

六甲ガーデンテラス」です。

特に「ひざの痛み」の可能性を抱えている人は少しでもあやしい兆候がみえたなら、迷わずガーデンテラスでリタイアです。

後半の宝塚の下りで激痛として表れるだけでなく生涯にわたって、後遺症が残る方もたくさんいるそうです。

日没後でもありますし後半の下りがどのようなものかを把握する上でも後半の現地トレーニングは繰り返ししておきましょう。

私も宝塚のアスファルトの下りは本当に辛くて辛くて、最後は後ろ向きに歩いてました笑

六甲全山縦走リタイア理由アンケートから予測できる対策

リタイア理由は

  • 1位 チェックポイントの制限時間に遅れた
  • 2位 ひざの痛み
  • 3位 全身の疲れ

次いで、睡眠不足、足の筋肉痛、足のけいれん、となるそうです。

日頃のトレーニングの積み重ねと体のメンテナンスで防げそうですね。

万全な状態で当日を迎えることがいかに重要であるかを表しているようです。

六甲全山縦走を完走するためのポイントや準備のまとめ

この大会に出るために準備していく一つ一つの事柄や、出るために頑張る事の全てが自分の心身の健康のためになっていると感じます。

私は参加してみて、途中で肉離れやけいれん、筋肉痛でうずくまっている人を何人もみています。

山中で動けなくなれば、主催者側に迷惑をかけることにもなります。

十分な基礎体力と、服装や行動食なども含め綿密な準備が必要だと思っています。

私自身も体力に充分ではなく、登山の本来の目的を楽しめるまでに至っていなかったので、次に参加する時は紅葉を楽しめる余裕を持ちたいです笑

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